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造影CT 検査をうけられる方へ

ご利用案内

【1】この検査で使用する造影剤は、病気の診断や状態を明らかにすることに役立ちます。
この薬は安全な薬剤ですが、次のような副作用があります。
  1. 軽い副作用:吐き気、嘔吐、動悸、かゆみ、発疹などが、5%以下の割合でおこります。
  2. 重い副作用:血圧低下、呼吸困難、意識障害などが、0.1%以下の割合でおこります。注射や点滴、重症の場合は気管内挿管などの処置を行う場合があり、時には後遺症を残すことがあります。病状・体質によっては、0.001%以下の割合で死亡例が報告されています。
  3. 造影剤の注射中に、血管の外に造影剤がもれることがあります。少量もれた場合は特別な処置は必要ありません。造影剤が多量にもれた場合は、皮膚を切開するなどの処置が必要になることがあります。また、注射部位やその周辺の痛み・しびれが残る場合もありますが、非常にまれです。
検査中は医師や看護師が患者様の様子を観察しています。万一、重篤な副作用が起きた場合は、 迅速に処置を行なえるように万全の体制を整えております。
【2】ヨード造影剤の禁忌
ヨード過敏、ヨード造影剤副作用の既往、気管支喘息の方は、重い副作用が発生する確率が高く、造影剤を使用できません。
また、褐色細胞腫、骨髄腫、マクログロブリン血症、テタニー、重篤な甲状腺疾患、腎機能低下、重篤な心疾患などの疾患の方、ならびに糖尿病のお薬(グリコラン・メルビン・ネルビス・メデット・メトリオンなど)を飲んでおられる方は、造影検査ができない場合があります。
【3】検査前の食事
午前の検査は朝食を、午後の検査は昼食を控えて、お茶や水で水分を補給してください。
【4】検査時の注意
造影剤の注射中に体全体が熱く感じることがありますが、数分で治まり心配ありません。注射中に針の周囲が痛い場合や、「気分が悪い」・「息苦しい」場合は、ただちにお知らせください。
【5】検査後の注意
造影剤を注射したあとは、水、お茶などの水分をいつもより多く飲んでください。
  1. 医師により水分制限をされている方は、医師の指示どおりにしてください。
  2. まれに造影剤注射後数日たってから、じんましん、むくみ、血圧低下などの副作用が現れることがあります。その際はご連絡ください。
  3. 糖尿病のお薬(グリコラン・メルビン・ネルビス・メデット・メトリオンなど)を飲んでおられる方は、検査終了後48 時間、糖尿病のお薬を服用しないでください。
【6】授乳中のかたへ
造影剤は母乳中に移行しますので、造影剤注射後48 時間は授乳しないでください。